この度は、弊社取り扱い製品における度重なる価格変更についてご迷惑をおかけしていること、大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。こうした商品価格の値上げについて、一企業レベルでは、できることは限られているものの、今後、情報公開はこまめに行っていこうと考えています。(商品ごとの価格情報については、弊社営業にお問い合わせください)。こうした情報は、皆様の対策支援になれば、との思いから提供するものです。少しでもお役に立てれば幸いです。 

　さて、ウクライナ危機の長期化に伴い、残念ながら西側諸国の制裁はブーメランのように跳ね返っている様相です。原油や天然ガス、肥料、食料、運搬費など、モノやサービスが複合的に組み合わさりながら高騰しており、原料単体の価格の上がり下がりで、特定商品の価格動向を見定めることが難しくなっています。 

　弊社取り扱いの養生資材製品群に関して、お取引メーカー様からは価格改定、つまりは値上げのお知らせが続々届いています。特に海外からの輸入資材(防炎シート、ブルーシート等)は、燃料価格や為替レートの変動により、値動きが激しい模様。

　2022年9月1日より、スミセラー、およびパロニアは、同等の価格変更を行いました。青ガード(プラべニア)、ポリシート類は11/15以降、15～25％の値上げを見込んでいます。
　その他、紙をベースにした養生板・養生シート(ガード板、CMシート、普及タイプ)も、年内12月上旬に値上げの予定です。 

　突然ですが、塩ビシート製造元の都合により、取引先を変更することになりました。これまで弊社の塩ビシートをご愛用いただいていましたお客様に感謝すると共に、弊社では新しいラインアップを用意しています。これに伴い、一部商品の価格改定が決まっています。現行商品が継続してお届けできるよう調整中です。詳細については今しばらくお待ちください。現時点で在庫している塩ビシートについては、旧価格にて販売を続けます。売り切れ次第、新しい商品に切り替わりますので、ご利用が決まっている場合は、お早めにご連絡を。

　各種養生テープについても、11月15日以降、概ね５～15％値上げされます。

　原油価格は、ここ二カ月ほど値下がりしていましたが、10/4のOPEC＋では、200万バレルの減産が決定し、まだまだ先行きが見えない状況は続きそうです。10/6、日本政府は「前例のない思い切った対策」を施行すると宣言しましたが、一般的な国民だけなのか、会社や工場にまで対策が経済対策が及ぶのか、今のところ不透明です。

　さて、ロシアはこれまでのウクライナ侵攻を"軍事作戦"と位置付けていたようですが、今後改めて"戦争"に格上げ？するようです。執筆時点では、昼夜を問わずウクライナ全土にミサイルが降り注ぎ、インフラと人民を攻撃している模様。戦争となればテロ行為も正当化されるのでしょうか。祈りつつ戦況を見届けたいところです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文責・吉村）