Takara-Protect Soap 誕生秘話

「建築用の養生資材を売る会社が、何故せっけん???」という質問をよく受けます。当初は施工後のクリーニング剤として開発した商品の製品化が壁にぶち当たり、途方に暮れていた中で、「チタンアパタイト」と新しい人々との出会いを通じて、新たな道筋が見えてきました。


製品化への道のり

 1975年の創業以来、「建築と健康の養生を」を柱に、建築養生材料の販売、及び加工を手掛けてきた当社は、平成16年、環境事業部を立ち上げ、新規事業として、機能性衛生水「アプリテック」の開発・製造・販売にあたってきました。「アプリテック」はインフルエンザやノロウイルス被害が懸念される冬期に販売されていましたが、これを第ニの事業柱として成長させるためには、時節を問わない用途開拓と販路拡大、さらにはこれを活用した新製品の開発が課題でした。

 

 "TAKARA-PROTECT SOAP"の開発は新製品化への第一歩でした。幸いなことに、今回は川崎市産業振興財団及び川崎市のサポートを得、「知財戦略」の一環として、昨年5月28日付で身体洗浄用石鹸を含む化粧品等の範囲において、富士通、および東京大学TLOが所有するチタンアパタイトの関連特許「金属修飾アパタイト材料及びその製造方法」(日本特許第3697608号)及び、「樹脂組成物」(日本特許第3928596号)の実施に関し、富士通との間で特許実施許諾契約の締結にこぎ着けました。

 

 これは、川崎信用金庫、川崎市、川崎市産業振興財団、横浜企業経営支援財団が連携し、知的財産を媒介にした中小企業と大企業との新たなビジネス関係の構築を図る、所謂『川崎モデル』の一環であって、地域事業の底上げを行うことにより、日本の企業全体を活性化しようとする試みでもあります。(この試みは単行本化され、「なぜ、川崎モデルは成功したのか?(藤沢久美著)」に詳細が記され、NHK「さきどり↗」でも紹介されています。)

2年に渡る試行錯誤

 かつて弊社は、施工後の建物などのクリーニング剤として「アプリテック」を開発しました。そもそも対物専用のクリーニング剤として開発されましたが、クリーニング剤というよりむしろ、抗菌・抗ウイルス性能に秀でた製品だったため、適用分野の再検討を行いました。しかし種々の法的制約、および開発資金の調達が困難を極め、開発自体が頓挫してしまいました。

 そんな中、川崎市の主催する「知的財産交流会」に参加する機会を得ました。これは、大企業と中小企業のマッチング戦略によって地域の事業振興を図るもので、当社にとっては文字通り「渡りに船」となりました。「知的財産交流会」については、川崎市のHPにより詳しい記載があるので、そちらを参照してください。


Location

宝養生資材株式会社

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